子供にとってのおやつは、栄養バランスをとるために重要な役割を持っています。
特に、幼児期から学童期(1歳~小学校期)など、成長盛りの子供は胃が小さく、1度の食事で食べられる量も限られてくるため、三度の食事からは摂りきれない栄養素を、おやつで補うことが望ましいと考えられています。
特に不足しやすい栄養素には、カルシウム、鉄、ビタミンなどがあります。
例えば、小魚や蒸かしたイモや野菜、果物や乳製品、小さなサンドイッチといった軽食に近いものなど、おやつだからといって甘いものに限らず、1日の食事内容を全体的に考えて、工夫してとり入れましょう。
またダラダラと食べ続けることを防ぐために、おやつの時間を決めて、三度の食事に響かない量を用意する、といったことも大切です。