寒い時や眠れない夜に、ホットミルクはうれしいですよね。でも温めるだけとはいえ、ちょっとしたコツでより美味しく作ることが出来ます。
それは、牛乳の加熱温度を60度前後にして、沸騰する前に火を止めること。牛乳は加熱すると、独特の香りである加熱臭が発生します。程よい加熱臭は、コクのある香りや濃厚な感じを与えますが、多すぎると牛乳本来の風味や喉ごしを損なってしまいます。
加熱臭は、高温で長時間加熱した場合に多く発生するので、短時間で仕上げることが大切です。ホットミルクが苦手な方は、この加熱臭が原因の事もあるようですし、逆に好まれる方もいらっしゃるので、お好みで調節してみましょう。
また、電子レンジで温める場合も、途中で混ぜて温度ムラを無くしたり、様子を見ながら温めて沸騰する前に止めること。急激に沸騰してふきこぼれることもあるのでご注意を。