魚貝類は真水で洗って食中毒予防?

m_285腸炎ビブリオは、夏場に多く発生する食中毒原因菌の1つで、主に海産魚介類から検出されます。

特に、近海産のアジ、タコ、イカ、マグロ、アカガイなど、生で食べることの多い海産物には注意が必要です。

 

腸炎ビブリオは、海水など塩分のあるところを好み、真水に弱い性質があるので、真水(水道水)でしっかり洗ってから調理に取り掛かりましょう。

エラや殻の内側、表面についたぬめりなどをしっかりと洗い流すことがポイント。もちろんまな板などの調理器具の洗浄もお忘れなく。

調理後はすぐ食べること、または食べる直前に調理して、室温に放置しないことも大切です。

また、この菌は熱にも弱いため、焼き物や煮物といった加熱調理でも予防効果があります。

 

海水温の上昇とともに発生しやすい、腸炎ビブリオによる食中毒。これらの対策法をお役立てください。

 

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