赤身魚と白身魚、なぜ色が違う?

m_274生物の筋肉を構成する筋繊維には、赤筋(遅筋)と白筋(速筋)の2種類があり、これは、ミオグロビンという赤色の色素タンパク質を多く含むかどうかで分けられます。

 

ミオグロビンには、筋肉に酸素を多く供給する働きがあるため、ミオグロビンが多い赤筋は持久力に富み、その逆に白筋は瞬発力に富むという性質を持ちます。

この特徴のわかりやすいのが魚。長距離を泳ぎ続けるマグロやカツオのように、持久力が必要な魚には赤身のものが多く、反対に近海魚であるタイや海底でじっとしているヒラメやカレイといった魚に白身のものが多いんです。

これは、生態による筋肉の違いと言えるんですね。

 

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