暑くて食欲不振な時は、冷たい麺を選ぶ方も多いのでは?
麺にも色々ありますが、小麦粉を原材料とするそうめんなどとそばでは、たんぱく質の性質が大きく違い、そば粉には穀類に少ないリシンやトリプトファンなどの必須アミノ酸が比較的多く、穀類中では最も良質のたんぱく質が含まれているといわれています。またそばの中でも、夏そばが一番ビタミンP作用を持つルチンを多く含んでいます。
ただ、ルチンは水に溶ける性質があるので、そばの茹で汁の方に多く含まれます。ルチンは高血圧に良いと言われているので、そば湯も無駄にしないようにすると良いですね。
もちろんそうめんなどでも、薬味や具を工夫することで栄養を摂ることはできますが、最近夏バテ気味で食欲がないという方は、おそばで体力の回復を図ってみてはいかがでしょうか?