”大根はたくさん食べても食あたりしない”ということから、あたらない、売れない役者のことを大根役者というようになったのだとか。
実際、こってりした肉や魚料理でも大根おろしを添えるとさっぱりといただけますが、大根には消化・分解を助けてくれる、アミラーゼやオキシターゼなどの酵素が含まれています。また焼き魚の焦げに含まれる発ガン物質も分解してくれるので、サンマの塩焼きなどには必ず大根おろしを添えたいですね。
また大根は火を通すとこれらの効果が薄れてしまうので、生で食べる大根おろしは利にかなってるといえます。効果的に食べるには、ビタミンCがより多く集まる皮を剥かずにそのまま使って、食べる直前にすりおろすのがおすすめ。また甘いのがお好みなら首の方をゆっくり円を描くように、辛くしたい場合しっぽの方を素早くおろすとよいでしょう。