HACCPってどういう意味?

m_133HACCP(Hazard-Analysis-Critical-Control-Point-Sistem)は、危害分析重要管理点方式の略で、通常ハサップ又はハセップと呼ばれています。

 

元々はアメリカのNASAで宇宙食の安全性を確保する為に作られた国際的な食品の衛生管理システムです。食品製造において従来の最終チェックだけでなく、原材料・作業環境・最終製品すべてにおいて病原菌の汚染や増殖を防止して、食中毒などの事故を防ぐのが目的です。

 

現在日本では食品衛生法で、乳・乳製品、食肉製品、魚肉ねり製品等が対象とされていますが、他の食品においても任意でHACCPの導入が出来ます。多くの食品企業で関心が持たれており、対象食品も増えることが予想されています。

 

このシステムを導入している食品には、各機関のHACCPマークを表示することが出来るので、購入時にはマークに注目し、安全性の目安にすることができますね。

 

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