ソーセージは、細かく刻んだ食肉に塩や香辛料を混ぜ、ケーシング(動物の腸や皮または人工の物)に詰めて作る、肉の保存食。ソーセージと呼ばれるようになったのは、ラテン語のsalsus(塩漬けの意)から、というのが有力とされています。
材料の組み合わせや製法で、様々な特徴を持つソーセージは、地名を元にして名前をつけられることが多いようです。例えば小型のウインナーソーセージはオーストリアのウィーンを、もう少し大き目のフランクフルトソーセージはドイツのフランクフルトが、その名の由来です。
フランクフルトソーセージよりも太めのボロニアソーセージはイタリアのボローニャを、チーズや野菜などをちりばめたリオナソーセージはフランスのリヨンに由来します。