バウムクーヘン(BaumKuchen)はドイツ語で”木(バウム)・菓子(クーヘン)”を意味します。年輪をかたどったような見た目がその名の由来、というのが定説だそうです。
長い年月をかけて年輪を重ねていく木にあやかって長寿繁栄を意味し、ドイツでも祝い菓子として欠かせないものだとか。日本でも、結婚式の引き菓子としても人気がありますね。その歴史は古く、元々は木の棒にひも状にしたパン生地を巻きつけ、焼いたことがルーツにあるそうです。
バウムクーヘンは芯棒に、卵に砂糖、バター、小麦粉などで作った生地を、かけては焼き、焼いてはかけを繰り返して、芯棒を回しながら1層1層焼き上げていきます。中央に穴が開いているのは、この芯棒を抜いた後なのです。