赤米や黒米ってどんなお米?

m_191赤米や黒米は古代米と呼ばれ、現在栽培されている稲の原種、野生種の特徴を持った米です。

 

赤米は、東南アジア原産。大陸より初めて日本に伝わった米と言われ、神事や祝いの席で食べられていたんだとか。現在の赤飯は、赤米の名残だと言われています。ところが、白米が持てはやされるうちに、栽培数は激減しましたが、最近黒米と共に注目されています。

 

黒米(紫米、紫黒米)はその種類のほとんどが長粒のもち米。古来中国では皇帝に献上されてきた米で、薬膳料理でも使われてきました。

 

どちらも普通の米と比べて、たんぱく質が多く、ビタミンB群やその他ミネラルが豊富なのだそうです。また外皮の色素は、赤米はタンニン系色素、黒米はアントシアニン系色素。どちらもポリフェノールの一種です。でも、玄米を精米すると白米になるように、古代米も精米すると、色は取れてしまいます。

 

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