コッペパンはどこで生まれたパン?

m_440コロンとナマコ形にふくらんだ、ふんわりやわらかいコッペパン。ジャムやバターをつけたり、コロッケや焼きソバをはさむなど、色々な食べ方で親しまれている、どこか懐かしさのあるパンですね。

 

コッペパンは、学校給食が普及することによって、日本中に広まったといわれていますが、いつ頃から作られ始めたのか、またその名の由来などは、正確にはわからないんだそうです。

例えば、コッペの由来のひとつに、フランス語のCoupe(クープ、クーペ、クッペなど)があります。Coupeには「切る」という意味があり、焼き上げる前のパン生地にナイフで切り込みを入れることや、一本切り目を入れて焼き上げられた、小型のフランスパンのこともCoupeといい、これが転じて、コッペと呼ばれるようになったという説があるんだとか。

 

Coupeは、基本的にフランスパンと同じ生地なので、皮が香ばしく、軽く塩味のするシンプルなパンです。コッペパンとはちょっと味わいが違いますが、ずんぐりとした見た目の形から、転じていったのかもしれませんね。

 

ちなみに車のクーペも、このCoupeが語源という説があるんだそうです。

 

おすすめコンテンツ

初めての薬膳

教えて薬剤師さん

日本の郷土料理