ちらし寿司の日が6月27日なのはなぜ?

m_506酢飯に細かく切った具を混ぜ込んだり、色々な具を散らして作る、ちらし寿司。地域によって、ばらずし、ばらちらし、五目すしなどと呼び方が変われば、作り方も色々とあります。

具材を工夫することで、ひな祭りや誕生日などの祝い事といったハレの日の料理として、また手軽な家庭料理として親しまれています。

 

なかでもばらずしは、祭りずしなどとも呼ばれる岡山県を代表する料理の一つです。備前の国(岡山県)の藩主であった池田光政は「質素倹約」を奨励し、食事は「一汁一菜」にするようにと布告しました。

これに対し、ご飯に様々な具を混ぜ込むことでひとつにしたという庶民の工夫が、ばらずし誕生のきっかけになったといわれています。

 

このことをふまえて、池田光政の命日である6月27日に制定されたのが、ちらし寿司の日なんだそうです。

 

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