透明な炭酸飲料水のサイダーとソーダ。どちらも同じような意味で使われていますが、基本的にソーダ(soda)は、甘みなどを加えてない炭酸水のことで、糖分や酸味、香料などを加えた炭酸水を、サイダー(cider)としていることが多いようです。でもこれは、あくまで日本での話。
元々のサイダーは、リンゴを発酵させて作る、リンゴ酒のことなんだとか。イギリスのサイダー(cider)は、フランスのシードル(cidre)と同じ、とすればわかりやすいかもしれません。
イギリスのパブでは、必ずと言っていいほど置いてある「cider」ですが、アルコールもビール並みにあるので、現地で注文する際にはご注意を。
更にアメリカでは、地域によっても違うそうですが、主に発酵させたリンゴ酒は「hard cider」、ノンアルコールのリンゴの果汁は「sweet cider」と呼び分け、単に「cider」だけだと、リンゴ果汁をさすことが多いようです。そして、日本で言う甘いサイダーは、「soda pop」にあたるそうです。