世界三大珍味の一つとして知られている、トリュフ。その優美な芳香と希少性から、大変珍重されています。
トリュフは、ブナやナラなどの木の根元に寄生するキノコの一種で、日本名は「セイヨウショウロ(西洋松露)」です。
ひとえにトリュフといっても多くの種類があり、取れる季節や地域、風味や色合いなども様々です。
大きく分けると黒と白のトリュフがあり、代表的なものに、フランス西南部ペリゴール地方の黒トリュフ、イタリアはピエモンテ地方の白トリュフがあります。他にも、中国やインドといったアジアでも、ヨーロッパのものとは別種のようですが、トリュフが収穫されているのだとか。
そして日本でも、いくつかの地域で数種類のトリュフが発見されています。育成する条件が揃っていれば、日本でもトリュフは発生するんですね。