ふわふわとしたマシュマロ。最近はフランス語のギモーヴ(Guimauve)とも呼ばれ、可愛い形や淡く色づけされたものなど、様々なバリエーションがありますね。
マシュマロは元々、マーシュマロウ(MarshMallow)、アオイ科の植物であるウスベニタチアオイのことをさします。
ウスベニタチアオイは、特に薬効が高いことで知られ、その根は喉によいとして広まったんだとか。薬用菓子として、根から取れる粘性のある汁に卵白や砂糖を加え、攪拌して作られたのがマシュマロのはじまりようですが、現在のマシュマロには、ウスベニタチアオイは使われていません。
主な原料は、卵白、砂糖、ゼラチンなど。卵白をしっかり泡立てたところに、ゼラチンと熱いシロップを混ぜ入れ、冷やし固めて作ります。適度な空気と水分を抱き込ませることで、マシュマロ独特の弾力が生まれます。