アメリカの代表的なスープのひとつである、クラムチャウダー。ハマグリやアサリなどの貝類と、色とりどりの野菜を使った具だくさんのスープですが、クラム(Clam)は「二枚貝」を意味し、本場アメリカで用いられているのはハマグリに近い種類なんだそうです。
チャウダー(Chowder)の元々の意味は、フランス語の「大鍋」で、煮込み料理を示す言葉として使われます。
面白いのは、クラムチャウダーは作られる地域により、それぞれ特徴があること。日本でよく知られている白いクリームスープ仕立てなのが、ニューイングランド風。
他に、トマトを加えた赤いスープのマンハッタン風、魚介の澄んだスープで作られるロードアイランド風などがあります。