サバ寿司をバッテラというのはなぜ?

m_271サバは、北陸の若狭から京都へと塩漬けのサバを運んだという”鯖街道”があるほど、関西ではなじみ深い魚です。

 

特に大阪のサバ寿司は”バッテラ”と呼びますが、これはポルトガル語でボート・小船を意味する”バッテイラ(bateira)”が語源だと言われています。江戸から明治にかけて、伝搬船などのことをこう呼んでいたそうで、魚の姿を小船に見立てて、大阪の寿司屋で名付けられたのが最初なんだとか。

でもその当時は、コノシロで作った押し寿司のことを指したのですが、高騰したコノシロに変わって、サバで作られるようになったものの、バッテラという呼び名だけはそのまま定着したんだそうです。

 

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