おいしい緑茶は温度が大事?

m_153日本茶とひと口に言っても、色んな種類があります。

「どんなお茶も、沸騰したてのお湯でさっといれちゃう」なんてことはありませんか?

甘みやうまみ、渋みのバランスがとれた緑茶をいれるには、お湯の温度が重要なんです。

 

緑茶の渋みや苦みの元であるタンニン(カテキン)は、温度か高ければ高いほど、より多く溶け出します。香りやうまみ、甘みを引き出すには、やや低めの温度で少し時間をかけるのがポイント。適温は、煎茶は約80度、玉露で約60度といわれています。一度沸騰させたお湯を、湯飲みなどにいったん入れて、冷ますといいでしょう。

 

ほうじ茶や玄米茶、番茶などは、熱湯でさっといれるとさっぱりと味わえます。また一度いれたお茶は、最後の1滴まで注ぎきりましょう。急須に残したままだと、お茶の成分が抽出されっぱなしになります。上手にいれると、2~3煎目くらいまでは美味しくただけます。

適温を知って、お茶を楽しみましょう。

 

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