宇治金時や氷金時など、かき氷にのせる甘く煮た小豆のことを金時と呼びます。他にも金時豆や金時ニンジンなど、金時とつくものは色々とあります。
この「金時」というのは、坂田金時のことをさすのだとか。坂田金時の幼名は、金太郎です。坂田金時はいつも赤い顔をしているので、赤いものを金時と例えるようになったのが始まりのようです。
ちなみに「金時の火事見舞い」ということわざがあります。これは、赤ら顔の坂田金時が火事見舞いに行くと、炎によっていっそう赤みが強まることから、飲酒などによって顔が真っ赤になるようすを例えるのだそうです。