日々の生活や運動などによってエネルギーを消費すると、血液中に疲労物質である乳酸が残ります。乳酸が溜まると血液の循環が悪くなって筋肉が硬くなり、肉体疲労や腰痛、肩こり、眼精疲労、イライラの原因になる場合もあります。
お酢の主成分は酢酸で、その他にコハク酸やクエン酸、アミノ酸など60種類以上の有機酸が含まれています。お酢をとると、お酢の成分が溜まった乳酸を燃焼させ、炭酸ガスと水に分解することで疲労を改善し、筋肉を柔軟にする作用があると言われています。
お酢はさまざまな効能が知られており、腸の働きを良くし、便秘の改善に役立つほか、食品の防腐や殺菌にも利用されています。また、血液をサラサラにする効果があるので、高血圧や動脈硬化、糖尿病の改善も期待できます。
ツンとした匂いや喉に刺激がありますが、最近では調理用だけでなく、そのまま飲むことができるお酢も出ていますので、気軽に毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。