アロエは数千年前から薬草として利用されてきた多年生植物で、アフリカ大陸の南部が原産地と言われ、300~400種以上もあるそうです。
全てのアロエに薬効があるわけではなく、一般的に薬効アロエとして使われるものは、アロエベラ・ケープアロエ・キダチアロエの3種類です。
薬効アロエの外皮に含まれるアロインは、胃腸の働きを活発にする効果があるといわれ、便秘の改善に有効です。また、葉肉に含まれるアロエウルシンには、抗炎症・抗潰瘍作用があるとされ、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の改善に効果があるといわれています。
更に、ビタミンCやビタミンB郡、カルシウム、亜鉛や鉄分などのミネラルと約20種類のアミノ酸などが含まれており、日焼け肌や乾燥肌の保湿、しみ・そばかすにも効果が期待できます。
外皮には苦みがあるので生食は適しませんが、半透明の果肉は生のまま食べることができます。