アスパラガス

DV083_L疲れを感じたらアスパラガスを食べましょう。

 

アスパラガスがはじめて日本に伝えられたのは江戸時代で、食用として栽培されはじめたのは、明治時代以降と言われています。一般家庭で広く食用されはじめたのは昭和30年代で、比較的歴史の浅い野菜です。

 

アスパラガスにはカロチン(ビタミンA)が含まれ、病気に対する抵抗力を高め、またアスパラギン酸は新陳代謝を促すとともに、タンパク質合成を高める効果があり、疲労回復や滋養強壮に優れています。

 

アスパラガスの穂先部分にはルチンという成分が含まれ、血管を丈夫にし、高血圧や動脈硬化の予防にも効果があり、また利尿効果もあります。さらに、カロチン、ビタミンC、ビタミンEを同時に摂取することができ、抗腫瘍作用もあり、また赤血球をつくるために必要な葉酸を含んでいるため貧血にも効果があります。

 

[主な栄養素]
ビタミンC | ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンE
[効用]
高血圧 | 利尿 | 疲労 | 風邪 | 滋養強壮
[選び方のポイント]
先がしまっていて、太くまがっていないもの。繊維がのすじが入っていたり、切り口が乾燥しているものはよくない。
[おすすめレシピ]