いちじく

SN050_L便秘に効果的な食物繊維ペクチンを含有。

 

いちじくは、一日一個ずつ熟すから、または果実がなってから一ヶ月で熟すといわれるところから、「一熟」と名付けられました。

原産地はアラビア南部で、紀元前3000年頃には栽培されていたといわれています。

日本には、1630年長崎に渡来しました。不老長寿の果物といわれるほど、実も葉も薬効と栄養価が高い果物です。

 

食物繊維のペクチンを含んでいて、腸のはたらきを活発にするため、よく熟した実を1日に2~3個食べれば便秘に効果があります。ただし、未熟な実を食べると効果がないだけでなく、胃があれることになるので注意しましょう。

 

また、酵素が含まれているいちじくの実は、消化作用を促進させるので、お酒を飲んだ後に食べると二日酔いになりにくいといわれています。

そのほか、炎症を抑えるはたらきもあり、喉の痛みを抑えたり、黄疸の治療にも効果 があるそうです。

 

[主な栄養素]
カルシウム | カリウム | ビタミンC | ビタミンB1 | ビタミンB2
[効用]
便秘 | 痔 | 黄疸 | 喉の痛み | 胃弱 | 二日酔い
[選び方のポイント]
実の赤紫色が全体に均一で、しなびておらず、切り口が乾燥していないもの。中身がすこしのぞいているくらいが、熟していておいしい。
[おすすめレシピ]