消化吸収がよく、胃腸をサポートし、栄養補給もバッチリ。
豆腐には、木綿豆腐、絹ごし豆腐、充てん豆腐などがあり、沖縄豆腐といわれる沖縄だけで作られている固くてくずれにくいものもあります。
豆腐の腐は腐るという意味ではなく、中国語で弾力のあるやわらかい固体を示す言葉だそうです。
豆腐は、十分吸水した大豆をミキサーにかけて砕いた豆汁を加熱し、こしてできた豆乳にニガリなどの凝固剤を加えて固めて作られています。
高脂血症などの予防には欠かせない必須アミノ酸が豊富で、良質なたんぱく質とコレステロールを下げるリノール酸、腸のはたらきを活性化して消化吸収を助ける作用をもつ大豆オリゴ糖を主成分とする糖質も含んでおり、大豆の栄養的特徴を受けついでいると言えます。
また、大豆よりも消化吸収がよいため夏バテで食欲のないときや胃腸虚弱の人にも向いているでしょう。
自家製の手作り豆腐は、ビタミンや脳細胞を活性化するレスチンを多く含み、レスチンには肌の健康を保ち、血液循環をよくして血中コレステロールの低下作用もあります。その上に、ビタミンEのはたらきを助け老化防止にも役立つことから、すぐれものの食品といえるでしょう。
また、豆腐を作る際に出るおからとあわせて食べれば、おからには、食物繊維やカルシウムを多く含んでいるので、大豆の栄養をあますところなく摂取できます。
[主な栄養素]
カルシウム | 鉄 | たんぱく質 | 脂質
[効用]
夏バテ | 胃腸虚弱 | 高脂血症 | 動脈硬化
[選び方のポイント]
パックなら新しい日づけのもの。可能であれば専門店で作ったばかりの物を選びましょう。
[おすすめレシピ]