ねぎはカゼ治療に優れた薬草。
ねぎは古くから栽培されていた野菜で、白い部分を食べる根深ねぎと葉の部分を食べる葉ねぎがあり、関東では根深ねぎ、関西では葉ねぎが好まれています。
ねぎの葉の部分は緑黄色野菜で、白い部分は淡色野菜に分類され栄養分が大きく違います。
ねぎの香り成分であるアリシン(硫化アリルの一種)には血行をよくし、からだを温める働きがあります。また、ビタミンB1の吸収を促進する働きもあり、疲労回復やカゼの治療にも効果があります。
特に葉ねぎにはカロチン、ビタミンCが含まれカゼの予防に役立ちます。
[主な栄養素]
ビタミンC、カルシウム、ビタミンA効力、カリウム、鉄
[効用]
カゼ、疲労、夏バテ、食欲不振、下痢
[選び方のポイント]
葉ねぎは、黄ばんで乾燥しているものや張りのないものは避け緑色の部分が長いものが良いでしょう。又根深ねぎは緑色と白い部分がはっきりとしていてやはり張りとつやのあるものがよいでしょう。
[おすすめレシピ]