ビタミンE

 老化防止に必須

ビタミンEは、老化の原因と考えられている活性酸素や、動脈硬化などの原因となる過酸化脂質の生成を妨げる働きがあります。 不足すると、肌にトラブル(しみやしわ)が現れたり、血行が悪くなることにより、冷え性や肩こり、頭痛、しもやけといった症状の原因にもなります。

またビタミンEは、妊娠・出産と関係が深く、特に妊娠期・授乳期には不足しないように気をつけましょう。

 

ビタミンCと一緒に摂取

ビタミンEは脂溶性のビタミンで、植物性の油に豊富に含まれていますが、酸化しやすい上に熱に弱いので、冷暗所で保存し早めに使い切るなど、注意が必要です。またビタミンCと一緒に摂取することで、ビタミンCがビタミンEの抗酸化作用を高めてくれるので、例えば新鮮な野菜と植物油を使ったサラダなどは、ビタミンCもEも効率よく摂取できるのでおすすめです。

 

※ビタミンE(mg) 成人1日あたりの目安量 男性:8~9mg  女性:8mg

(目安量…ある性・年齢階級に属する人々が、良好な栄養状態を維持するのに十分な量)

 

[関連する食品]
【ビタミンEを多く含む】
種実類(アーモンド、胡桃(くるみ・クルミ)、ピスタチオ、ピーナッツなど)
植物油(オリーブ油、米油、サフラワー油、コーン油など)
アボカド、かぶ葉、だいこん葉、なばな、にら、赤ピーマン、モロヘイヤ、など
[健康レシピ]