かぶ

CQ053_Lかぶは根より葉に栄養素が集中。

 

かぶはたいへん品種が多く、日本全国で約80種類もあると言われています。京都の聖護院かぶや大阪の天王寺かぶなど、地名がついた地方品種がほとんどです。またかぶは大きさや色で分類され、それぞれ大かぶ、中かぶ、小かぶ、白かぶ、赤かぶに分けることができます。

 

かぶは根と葉とでは含まれる栄養成分が大きく違っています。根は淡色野菜で、ビタミンCを多く含み、その他でんぷん消化酵素のアミラーゼが含まれています。アミラーゼは胸やけや食べすぎの不快感をとりのぞき、整腸効果があります。

 

葉は緑黄色野菜で栄養素の多くは葉に集中しています。カロチン(ビタミンA)、ビタミンC、鉄、カルシウム、カリウム、食物繊維などが含まれ、ガンの予防などにも効果があると言われています。

 

[主な栄養素]
ビタミンC | カルシウム | ビタミンA
[効用]
腹痛 | 胸やけ | 便秘 | 癌全般
[選び方のポイント]
実は丸くしまっているもの。葉は色鮮やかなもの。葉のつけ根がきれいなものがよい。根にひび割れなどあるものはよくない。
[おすすめレシピ]