血管の若さを保つたんぱく質、リノール酸などがいっぱい。
大豆の歴史は古く、原産地は中国と考えられています。肉よりも脂質が少なく、低エネルギーのたんぱく質を多く含んでいますので、動脈硬化が気になる人にはぴったりのたんぱく源といえるでしょう。
また、大豆の脂質には酸化を防ぐビタミンEやサポニンも含んでいますので、不飽和脂肪酸のリノール酸で酸化されやすいという難点も大丈夫でしょう。高脂血症の予防にも有効といえます。
サポニンは肝障害の原因となる体内過酸化脂質ができるのを防ぐとともに、体脂肪も減らすといわれています。その上に、レシチンも含んでいて、記憶力や学習能力を高め、血管にこびりついた中性脂肪やコレステロールを洗い流す作用があるために、痴呆症や高血圧・動脈硬化の予防効果も期待できます。
[主な栄養素]
リン | ビタミンB1 | 鉄 | たんぱく質 | カルシウム | 食物繊維
[効用]
動脈硬化 | 高血圧 | 糖尿病 | 痴呆症 | 高脂血症
[選び方のポイント]
形が整っていて、色つやがよく粒がそろっているもの。
[おすすめレシピ]