ウナギ

AZ116_L土用の丑の日に、夏バテ解消はウソじゃない。

 

うなぎは夏の土用の丑の日に夏ばてを防ぎ、体力回復のために食べられてきました。

それは、豊富に含まれるタンパク質、ビタミン、ミネラルを補給し、暑い夏を乗り切る昔からの知恵。

 

うなぎの表面がヌルヌルしているのは、 ムコプロテインという糖タンパクの一種で、うなぎを皮ごとたべると弱った胃腸の粘膜を保護し、消化吸収を助けるので、夏の食欲不振を解消し、夏ばてから栄養不足となることを防いでくれます。

 

うなぎの肝に多く含まれているビタミンAは、消化器や呼吸器、目の粘膜を強化する効果をもち、 胃腸の病気や風邪の予防、夜盲症にも有効です。

 

また、うなぎのビタミンAはレチノールと呼び、野菜のカテチンと違って吸収率が高いので、夏ばてを防いでくれます。

 

他にもビタミンB2やビタミンE、それにEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)も豊富に含まれ、動脈硬化、疲労回復、老化防止に効果的です。

 

[主な栄養素]
ビタミンA効力、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンE
[効用]
夏バテ、胃腸病、カゼ、動脈硬化、夜盲症
[選び方のポイント]
天然と養殖といろいろとありますが、天然ものは夏の中ごろから秋の初めごろまでが旬といわれ、養殖であれば、小ぶりで身が光沢と張りのあるものを選びましょう。
[おすすめレシピ]